帰省/おだいっさん
小さな頃からずっと
祖母や母に連れられて出かけた「おだいっさん」
「おだいっさん」の意味が何なのかよく分からないまま
何かにつけてお参りしてた
掃除したり
持っていったお花やお菓子をお供えし
その際、前の方がお供えしたお菓子を少し頂く
そうしてお供えが傷んだりしないようにしてたのね
子供の頃はそのお菓子をもらうのが楽しみだったなぁ
今だと誰が置いたか分からないお菓子を食べるなんて
考えられないかもしれないけど
昔は平和だったと言うか
そういうことがあたりまえだったのよね
写真の小夏の後ろの扉はいつも開いていて
中は6畳くらいの畳の部屋があり
1面におだいっさんがいらっしゃいます
犬連れで勝手に写真撮るのもためらわれて中の写真はなし
おだいっさんの建物の横にはお狐さんと
もう1体は何の神様かなぁ
子供はこちらの神様をしっかり拝むのよ、と
祖母に言われたような記憶がある
お地蔵さんかなぁ
今調べてみると
「おだいっさん」とは「お大師(だいし)さん」で
「弘法大使」のこと、らしいです
夕方出かけたら暗くなってきた
さ、帰ろう、小夏