犬に名前をつける日

映画・ドラマ

映画というよりドキュメンタリータッチ

犬に名前をつける日
 

我が家の陽夏花(ヒマワリ)もこうやって救い出され
我が家にやってきたんだと思うとおもわず抱きしめちゃった
やめてーって手で顔押されちゃったけど

途中で保護団体の方が

「繁殖屋の犬には感情がない」

と言われてました
彼女のいう繁殖屋というのは
ペットショップに格安に犬を卸すブリーダー?で
生き物ではなく完全に物扱いしている人たちのこと

反抗すれば叩かれ余計に痛い思いをするので
全てをなされるまま受け入れる犬たち

ヒマも我が家にきて最初の数ヶ月は
なんておとなしい子だろうと勘違いするほど
お手入れしても抱っこしてもされるがままでした
遊ぶことも知らず与えられたベッドから出ず
常にまわりの様子を見ている感じ
それを愛に飢えてたのよねと勘違いする私も馬鹿だった
ただ感情を表すことができないだけでした

今のヒマは散歩に連れてってーーー(散歩大好きになった)
待たせているとトイレに行ってシートをくちゃくちゃにしたり
クマさんのように「行こうっ行こうっ」って
左右じだんだふんだり
嫌いなお手入れのときは「やめてーー」って
手で抵抗したりするようになってきました
嬉しい時は満面の笑顔だし

こうやって感情を表すことを知らないまま
繁殖に使われ死んでいく子たちがまだまだたくさん

繁殖場からの処分だけでなく
安易に犬を飼い始めまだ若い子なのに処分してくれと言ったり
自分が普通に生活もできないほど老いてなお犬を飼っていたり
自分が倒れた後のことは考えてなく残され放置される犬

今の我が家、高齢(涙)で子供なしの夫婦のみにできることは
最期まで看取れるであろうシニアな保護犬を迎え
予定があえば譲渡会へ里帰りして保護団体に寄付したり
他の保護団体さんの寄付をかねた買い物をしたり
少額の寄付をしたり ほんとに微々たる関わりで申し訳ない